はじめに:一人の薬剤師のなれの果てが何か呟いている
どうも皆様、はじめまして。
「ぬこっち@なれの果て」と申します。
普段は「薬剤師」という職業でその日暮らしをしております。
皆様、薬剤師にどのようなイメージを持っているでしょうか?
薬を払い出す人?薬を説明してくれる人?
薬局に処方箋持っていったら薬用意してくれる人?
医者のいいなり?
そもそも「何してる人かイマイチよーわからん」って人も多いかもしれませんね。
その昔、自分自身も薬剤師になるために色々とネットサーフィンしたものです。
でも、いくら調べても出てこないんですよね、情報が。
どうやったらなれるのかもわからんし、実際の大学生活もようわからん。
しかもいつの間にか大学に6年間通わなければ薬剤師になれなくなっていたという。
6年は長く険しい修羅の道っすよ、いやマジで。
自分は長く苦しい氷河期底辺生活からゾンビの如く黄泉がえり、
ノリと勢いと借金(またの名を奨学金)でとある薬学部に入学はできたものの、
何の準備もしていなかったため6年間の大学生活という魔境に放り込まれるのが不安で仕方なかった記憶しかないです。
今だとtwitterやFacebook等個人が情報発信可能なツールがありますが、
昔は「某巨大掲示板」や「知恵袋」等の口コミ情報からエビデンスの高そうなものを取捨選択していましたからね(笑
で、これは実際に薬剤師になっても感じているんですが。
薬剤師は情報発信力が弱すぎる。
これに尽きると思います。
情報発信しないが故に、一般市民には何しているのかわからん職業と思われている。
仮に薬剤師に興味を持ってくれた一握りの青少年たちにも、
・どうやればなれるのか
・なるためにどういう勉強をしているのか
・どのようなやりがいや理想とのギャップがあるのか
・仕事内容とお給料はぶっちゃけいくらか
等の夢(と現実←これ重要)を伝えることすらせず機会損失していると感じています。
というわけで、このブログでは薬剤師について
・薬剤師の皆様
→薬剤師の現場で起こっているリアルをちょっぴり誇張しつつ共有して、
明日への業務に生かしてもらう
・薬剤師になりたい・なってみたい人
→薬剤師になるために必要な学問・薬学部生活などを赤裸々に明かし、
その幻想をぶち壊……さないようにすることを以て薬剤師を目指す人を増やす
この二本を柱に情報発信していきたいと思います。
既に薬剤師として働いている皆様には現場で使える何かしら有益な情報を、
これから薬剤師になりたい方には現場のリアルを知っていただき、夢と現実のギャップを少しでも埋めた状態で薬剤師を目指してもらえるような情報を提供していきたいなと思います。
ちなみに私が薬剤師を目指すと決めたときに最初に読んだ書籍がコチラ。
著者の方は6年制の1期生なのでやや情報は古めですが、
マンガで読みやすく、薬学生や薬剤師あるあるも随所に散りばめられているのでとっかかりとしてはおススメです。
まだ読んでいない方は是非読んでみて下さい!